2024/04/24 13:51
ワインの格付けDOCGとは何か【オススメの選び方】
前回はトスカーナのキャンティとキャンティクラシコのワインの違いをピックアップしましたが、今回はキャンティのラベルにもついているD.O.C.G.の格付けの意味と、おすすめの選び方を説明します!
ワインボトルのラベルに書いてある、アレですね!
この意味を知れば、スマートなワイン選びの助けになるよ!
イタリアワインのボトルのネックには「DOCG」や「DOC」と書かれた帯が巻かれているケースがあります。これはイタリアワインにおける「格付け」を表しています。なぜこのような格付けが存在するかというと、イタリアではワインの法律により原産地名を認定する義務があり、産地や、品種、収穫量、熟成法や期間といった細かい規定を設けることで、それぞれの地域の伝統的なワイン銘柄を守っています。日本でも夕張メロンやブランド米などの原産地呼称管理制度がありますが、これと同じイメージです。
原産地呼称管理制度は、4段階に分かれたイタリアワインの格付けのことです。
これらの段階は最高位から順に、
- D.O.C.G.(デノミナツィオーネ・ディ・オリジネ・コントロッラータ・エ・ガランティータ / Denominazione di Origine Controllata e Garantita)
- D.O.C.(デノミナツィオーネ・ディ・オリジネ・コントロッラータ / Denominazione di Origine Controllata)
- I.G.T.(インディカツィオーネ・ジェオグラフィカ・ティピカ / Indicazione Geografica Tipica)
- VdT(ヴィーノ・ダ・ターヴォラ / Vino da Tavola)
です。